七夕賞の過去10年データ、みんな根拠なしに荒れると言いすぎ!

過去10年データ

今週は七夕賞の過去10年データを見ていこうと思います。

ネット、新聞、テレビ。

どこを見ても過去10年データを目にする競馬予想業界。

しかし、そのほとんどが今年の予想にまったく役立たないものばかりです。

理論破綻を説明して、実際の統計を出して、過去10年データがいかに意味のないものか証明するのがこのコーナー。

 

七夕賞は荒れる荒れると騒がれていますが、過去10年の平均配当を理由にあげている人がほとんどです。

しかし、それは大きな間違い。

5頭ダテと18頭ダテの平均配当は、すべての馬券種において圧倒的に18頭ダテの方が大きいように、平均配当は出走頭数に依存します。

三連単ひとつ見ても、18頭ダテ4896通りに対して、5頭ダテ60通りしかなく、頭数が多い方が平均も大きくなるのは当然です。

この常識をもとに過去5年の平均配当を調べてみましょう。

 


2017年 12頭ダテ 21,540
2016年 16頭ダテ 96,740
2015年 16頭ダテ 1,006,440
2014年 16頭ダテ 121,740
2013年 16頭ダテ 310,070


 

12頭ダテの平均配当21,540に対して、16頭ダテの平均配当383,747.5

そもそも三連単のように何千通りもあるものを、過去10年の平均配当で見るのは間違っていますし、見るとしてもそこに出走頭数を絡めないのは無知を露呈しています。

あるサイトに5年は平均配当31万円だから、今年も高配当必至という情報がありましたが・・・

平均配当を構成する要素をわかっていないから、こういうことが言えるのです。

 

2018年の七夕賞は出走登録馬が12頭しかおらず、統計学的に平均配当が下がることはあきらか。

過去10年の出走頭数がまったく違う七夕賞の平均配当をひとくくりにして、荒れやすいレースと言っている予想がいかに適当であるかをここで知ってくださいね。

では他のデータも見ていきましょう。

 


【4歳 複勝率 40.0%】
プラチナムバレット


 

年齢別のデータが意味のないことは、過去に説明したとおりです。
http://www.keiba-fan.com/data/240.html

今のところの年齢別過去10年で紹介されていたデータ結果は、

〈複勝率40~50%データの結果〉
【1-0-0-5】 複勝率16%

どんどん試行回数を増やして役立たないことを証明するので、見ていてくださいね。

 


【4コーナー先頭 複勝率 62.5%】
マイネルミラノ


 

これもひどいデータだと思います。

七夕賞は過去10年で、4コーナー先頭の馬が8頭しかいないらしいです。

4コーナーとはカーブを4区分したときの直線前のコーナーであり、範囲が広いためそこで先頭が入れ代わったケースなどを排除したのかもしれませんが・・・

それはもう過去8年じゃないですか!

また4コーナー先頭の馬は統計を取ればすべてのレースにおいて、他の位置にいた馬より成績がよいものですが、事前に4コーナー先頭の馬を予想することはできません。

統計が取りにくいデータを多くもちいて、ハズレていることをぼかそうとしているのかもしれませんが、4コーナー先頭データも実際どういう結果になるのか徹底して紹介していくのでご期待ください。

 

最後にこれまでの結果発表です。

 

〈複勝率30台データの結果〉


【3-1-1-12】 複勝率29%
単勝回収率163%(払い戻し2780円、購入金額1700円)
複勝回収率132%(払い戻し2260円、購入金額1700円)
1番人気2頭 2番人気3頭


 

〈複勝率40台データの結果〉


【2-0-0-9】 複勝率18%
単勝回収率92%(払い戻し1020円、購入金額1100円)
複勝回収率36%(払い戻し400円、購入金額1100円)
1番人気2頭 2番人気4頭


 

〈複勝率100%データの結果〉


【0-0-0-1】 複勝率0%
単勝回収率0%(払い戻し0円、購入金額100円)
複勝回収率0%(払い戻し0円、購入金額100円)
1番人気1頭 2番人気0頭


 

徐々にほころびが見えてきた集計結果、収束値は嘘をつきません。

今週は統計をとれる馬が2頭しかおらず残念ですが・・・

これからも有名どころで紹介される過去10年データ、なぜ間違っているかを解説した上で収束値をとっていくので、ぜひご覧くださいね!!