セントウルステークスの過去10年データ、ファインニードルは連対できないデータあり!

過去10年データ

秋のG1戦線に突入しようとしています。

ここからはご存じの通り、G1でも勝ち負けできるような超有力馬がわんさかでてきます。

今週は、ファインニードル登場です!

春のスプリント王決定戦、高松宮記念の覇者。

予想オッズは当然の1番人気なので、皆さま何かとファインニードルが来ないデータはないか探しているんじゃないでしょうか。

しかし、共通点を持つ馬の成績をいくら探したところで、ファインニードルが勝つかどうかを左右することはありません。

今週もセントウルステークスの過去10年データから、今流行りの予想がいかに無意味かを証明してまいります!

 


【アドマイヤムーン 複勝率 42.5%】
ファインニードル、フミノムーン


 

阪神競馬場の種牡馬別成績です。

ファインニードルはアドマイヤムーン産駒なので、本命の後押しとなるデータなんじゃないでしょうか。

しかし、去年のプレイズエターナル、一昨年のアットウィルなど、アドマイヤムーン産駒でセントウルステークスを惨敗している馬はたくさんいます。

親が同じでも個々の強さはまったく違う、得意競馬場もまったく違うのに、それをアドマイヤムーン産駒ひとくくりに阪神競馬場は走るとするのは愚の骨頂。

例を出せば、アドマイヤムーン産駒が10頭いて、9頭が阪神競馬場を1回だけ走ってビリでもう走らなくなり、強い1頭が10戦全勝の場合、アドマイヤムーン産駒の阪神競馬場の成績は【10-0-0-9】となり、「勝率50%以上かよ、アドマイヤムーン産駒は阪神競馬場まじつよいなー!」と言っているようなものです。

意味のないデータに振り回されないようご注意ください。

 


【1番人気 複勝率 80.0%】
ファインニードル

【2番人気 複勝率 50.0%】
ラブカンプー

【4番人気 複勝率 30.0%】
ダイアナヘイロー

【5番人気 複勝率 40.0%】
アンヴァル


 

人気別もファインニードルを後押しする数値となるでしょう。

1番人気の複勝率80%、2番人気の複勝率50%。

「人気馬が走るセントウルステークスで、ファインニードルのようなG1馬が出てきたら買わざるを得ない」

なんて思う方も多いんじゃないでしょうか。

しかし、そもそも1番人気の平均複勝率は63%であり、80%はそこまで特別な数字じゃありません。

過去10年だけの数値なら、そんなレースはヤマほどあります。

また、2番人気に至っては平均複勝率52%であり、セントウルステークスは一般的な2番人気の複勝率より低いわけです。

にもかかわらず「複勝率50%もあるなら2番人気もいいな」と思ってしまうなら、あなたは過去10年データに毒されています。

 


【前走2着 複勝率 33.3%】
ネロ

【前走3着 複勝率 30.0%】
ラブカンプー、コウエイタケル


 

こちらが今日のメインデータ。

ファインニードルが連対できないということを推すものです。

前走4着は【0-0-2-9】で1度たりとも連対できてません。

で、過去10年データで予想している人の手口ですが・・・

ファインニードルが1着になったら、アドマイヤムーン産駒で1番人気なら当然そうなるよねーみたいになり、ファインニードルが2着以下なら、こういう危ないデータもあったのでもっと考えるべきだったとか言うわけです。

過去10年データをきちんと調べればわかったのにと。

実際はなんの役にも立ちません。

前走4着とはいえ、強いメンバー相手に僅差の4着と、弱いメンバー相手に展開も恵まれての4着とでは大違い。

それらを同じ馬として扱われるデータに何の価値もないのです。

結果がどうなっても言い訳できる形を作っているだけ。

本当に当たる予想を知りたいなら、中身を見てください。

ファインニードルの評価ひとつとっても、こんな風に考えられます。

高松宮記念勝ち馬であり、展開に恵まれて勝ち取ったG1勝利ではなかったので、今回の低調なメンバーなら能力は上位。

しかし、去年のセントウルステークスの勝利は内しか伸びない馬場で、7枠発走ながらうまく内に入り込んだデムーロ騎手のうまさが目立ったものであり、今年は大外発走で外をまわりそうなことや、斤量が増えることなどを考えると取りこぼし十分。

人気なら買う必要なし!

このように今年の予想は、今年のメンバーや状況を綿密に調べることで、ようやく精度の高い予想に辿り着きます。

 

最後に、これまでの結果発表です。

複勝率30%台で紹介されていたデータは、85頭分の結果をとることができ、複勝率は25%。回収率は60%台と大損しています。

このデータをまだ収束していないというなら、85頭分のデータにもならない過去10年データがどれほど信用ならないものかという論破にもなります。

今のご時世、ネットの普及で昔分からなかったことが簡単に調べられるようになり、ネットに書いてあることは無条件で信じる人が多すぎます。

僕の記事も含めて、ネットなんてものは真実かどうか定かでないものばかり。

競馬においては特に言えることで、過去10年データなんて数ヶ月データをとり続ければ嘘とわかるものを、みんながみんな予想に取り入れている体たらく。

逆に言えば、だから競馬は控除率25%もあるのに、真実を見抜ける人はいつまでも儲けられるギャンブルなんです。

今週も予想記事の方では、真実に基づいた穴馬を探すので、お見逃しなく♪

 

〈複勝率30%台データの結果〉


【10-6-6-63】 複勝率25%
単勝回収率60%(払い戻し5120円、購入金額8500円)
複勝回収率66%(払い戻し5660円、購入金額8500円)
1番人気9頭 2番人気9頭


 

〈複勝率40%台データの結果〉


【2-1-2-18】 複勝率21%
単勝回収率44%(払い戻し1020円、購入金額2300円)
複勝回収率47%(払い戻し1090円、購入金額2300円)
1番人気2頭 2番人気4頭


 

〈複勝率50%台データの結果〉


【0-0-1-2】 複勝率33%
単勝回収率0%(払い戻し0円、購入金額300円)
複勝回収率76%(払い戻し230円、購入金額300円)
1番人気0頭 2番人気0頭


 

〈複勝率60%台データの結果〉


【0-0-0-5】 複勝率0%
単勝回収率0%(払い戻し0円、購入金額500円)
複勝回収率0%(払い戻し0円、購入金額500円)
1番人気0頭 2番人気0頭


 

〈複勝率70%台データの結果〉


【0-1-0-3】 複勝率25%
単勝回収率0%(払い戻し0円、購入金額400円)
複勝回収率60%(払い戻し240円、購入金額400円)
1番人気0頭 2番人気1頭


 

〈複勝率80%台データの結果〉


【0-1-0-1】 複勝率50%
単勝回収率0%(払い戻し0円、購入金額200円)
複勝回収率95%(払い戻し190円、購入金額200円)
1番人気1頭 2番人気0頭


 

〈複勝率100%データの結果〉


【0-0-0-1】 複勝率0%
単勝回収率0%(払い戻し0円、購入金額100円)
複勝回収率0%(払い戻し0円、購入金額100円)
1番人気1頭 2番人気0頭