【競馬専門用語】手前を変える、予想に役立つのか!?

競馬知識

競馬って走り方一つとっても、色んな専門用語があります。

手前を変えるとか、ピッチ走法とか、大跳びとか。

・手前を変える→体重を乗せていた脚を左右切り替えること。負担を散らしたり、カーブを曲がりやすくする役目を果たしている。

・ピッチ走法→1完歩の幅が小さい走法。加速するのが早く、小回りもきく。

・大跳び→1完歩の幅が大きい走法。加速するまでは遅いが、回転量が少ないので長く脚が使えると言われている。

馬を見慣れてない人はどの馬も同じように走っていると見えるかもしれませんが、わかりやすくいうと野茂さんのトルネード投法みたいなもので、1頭1頭自分のスタイルがあるわけです。

「あっ、大跳びの馬だ!加速がついたらとめられないぞー!」

「手前を変えないからカーブで外に膨らんじゃったー。」

細かい走り方の区別がついてくると、レースを見る楽しみがさらに増えるんじゃないでしょうか。

でも、それを予想に組み込んでいるのはどうなんだと。

「手前が上手く変えられない馬は練習不足で、練習を積んで克服しないとこの馬は負け続ける。」

とか、んなわけないじゃんてことを書いている人を結構見ます。

もしそれが本当なら、調教師はみんな同じ走り方をさせるために全精力を注ぎますし、G1とか強い馬が集まるレースはみんな同じ走り方をしています。

そんな適当な予想に騙されちゃいけません。

人間の場合を考えてみてください。

教科書通りの走り方をしている人が常に一番速いですか?

短距離、長距離で速い人はみんな同じフォームですか?

みんなカーブの時に手前を変えていますか?

ちなみに手前というのは、前脚の左右で前に出す側のことをさし、右手前なら普通は右足に体重を乗せて走ることになります。

一般的にはカーブは曲がる側に体重をかけないとうまく走れない、膨らんでしまう何て言われます。

しかし人間もそうですが、理論的にそうであっても自分には合わない型なんていっぱいあるんです。

子供の時、右足ばかりに体重を乗せて走っていたことで身体ができていたら、右足の筋力で何でもこなしてきたためカーブだろうがなんだろうが右足に体重をかけて走り続けた方がいい結果がでるなんて人もいるんです。

それをすべての馬に対して「カーブでは手前を変えるべきだし、変えない馬はずっと勝てない」とか、正しい走り方を決めつけて予想をしている人は、それこそ一生競馬で勝てないだろ!

というお話しでした。